会社情報

施設管理とはかかりつけ医のようなものです 【管理の目的】
 水利施設(農業用水、水道用水、工業用水)には、ダムや頭首工(取水堰)、ゲート、ポンプ、水路、制御設備等の施設・設備があり、それぞれに耐用年数があります。耐用年数を経ても機能を継続して使用出来る部分がある一方で、耐用年数以前に機能が低下することもあります。また、これらの施設・設備は、定期的なメンテナンス(部品交換、注油など)を前提として設計されています。
 近年、ストックマネジメントとして施設の機能診断が実施され、製造メーカーによる整備や、更新事業等も行なわれますが、より短い周期で施設・設備を点検し、現場で対応出来る範囲で修理することは、機能の維持と長寿命化等、ライフサイクルコストの低減化に極めて有効です。
 管理には、運転監視や塵芥除去などの日々の作業、台風等の緊急時対応もあります。このような管理を実行するには、土木、機械、電気など、専門的・分野横断的な知識、技術、経験を有する技術者・技能者が必要です。
かかりつけ医が横断的医学知識を有した医師であれば安心であるのと同様です。
【管理の実際】
 弊社では、「技術士(農業部門)、ダム管理主任技術者、ダム管理技士」を中心に、運転監視、施設・設備の点検を行います。
 点検の結果、異常を発見した場合には、自社対応出来るものは自社の「土木施工管理技士、電気工事士、電気通信設備工事担任者等」が発注者様の了解のもと、速やかに修理を行います。
 メーカー等による対応が必要と判断したものは、発注者様を通してメーカー等にカルテ(不具合の状況と、修理や対応策の弊社案を記載したもの)を的確に伝えます。
メーカー等に情報を伝えることは、検査設備の整った大病院に患者の紹介状(医院で行った検査結果と診断書を添えて)を送ることと同様です。正確な情報伝達によりメーカー等の対応が迅速になれば、早期の機能正常化に繋がります。
 各種作業に必要な国家資格等は、自社で養成(受験支援)しております。
 高度な技術力、技能力、即応能力、長年の経験・実績が弊社の誇りです。
【施設管理の将来】
 将来はAIによって管理が行われることになるでしょう。でもそれは、システム全体が完全機能している場合に限られます。センサーの誤作動が生じた場合、伝送回路の端子ネジが緩んで余分な抵抗値を生じた場合も含めてAIは学習するのではないか、システムは徐々に更に狂っていくのではないかと老婆心を持ちます。
 全てのシステムが完全に機能させること、これが弊社の使命です。 代表取締役 川端 正一

会社概要

商号 日本施設管理株式会社
代表取締役 川端 正一
本社所在地 大阪府吹田市南金田2-18-11
電話番号 (06)6378-0160
資本金 2,200万円
従業員 30名
取引銀行 りそな銀行江坂支店、三菱UFJ銀行中之島支店
登録 建設コンサルタント(建30第4583号)平成30年12月3日
測量業者(登録(7)ー21133号)令和4年11月10日
所属団体 一般社団法人 農業土木事業協会
公益社団法人 土地改良測量設計技術協会

沿革

平成2年10月1日 日本施設管理株式会社 設立 資本金 1,000万円
平成3年10月1日 資本金増資 資本金 1,400万円
平成4年8月1日 本店を大阪市より神戸市に移転
平成7年11月1日 資本金増資 資本金 2,200万円
平成9年3月8日 本店を神戸市より大阪府吹田市に移転


組織図


人員


2023(令和5)年8月1日 現在  30名(役員2名 社員等28名)
役員 3名(うち常勤2名(社長、兼企画部長)、外部非常勤1名)


有資格者数



技術士 (農業部門)           2
ダム管理主任技術者          2
ダム管理技士             6
1級土木施工管理技士         3
1級造園施工管理技士         1
測量士                2
 工事担当資格者DD第1種        1 
認定電気工事従事者          3
クレーン・デリック運転士       2
酸素欠乏硫化水素危険作業主任     1
第二種電気工事士           3
第三種電気主任技術者         1
2級ポンプ施設管理技術者       2
移動式クレーン免許          1
自動車大型免許            3
自動車大特免許            2


アクセス